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スイングダイ・3D金型設計

TEL. 042-585-1711

〒191-0012 東京都日野市日野1466-4



イングダイ(スイングカム)とは

スイングダイ(カム)の特徴

スイングダイ(カム)とは完全な平面の上に、真四角な回動体を載せそれを回転させるものです。
更に回動カム構造の泣き所である回転止めを『スライドブロック・スイングブロック』方式で対応し、確実なものとした機構です。
回転止めが確実となり下カム方式の設定も可能となりました。


  • スイングダイ使用例


       

ハーフマウントカム(ハーフマウント方式)とは

ハーフマウントカムとは

2020年開発特許取得のハーフマウント方式は、完全な回転カム方式として開発しました。 特徴は以下です。

  1. ハーフマウント凸は耐摩耗性を向上させるため高力黄銅+GRにて製作し、無給油の対応が可能となりました。凹側は焼き入れ鋼材です。
    このため耐圧荷重の大幅な向上が(30倍)可能となりました。
  2. ハーフマウントはシム設定等により簡単に調整が可能となりました。
  3. ハーフマウントのスライド面を大きく確保した部品としたことで、前後の芯出しが容易となり、組み付け時前後へのズレがなくなりました。
  4. 加工力はハーフマウント及び前方、後方のスイングダイプレートにて受けることになります。
  5. 加工カムは原則として上吊りカム方式となります。
  6. 強制セットとスプリング式リフトピン持ち上げのエアーシリンダーなし型構造の対応も可能としました。
  7. 従来の2工程による曲加工を連続1回曲げを可能としました。
  8. 回転軸芯は出来るだけ製品の中又は近くして軸芯から加工部対、吊りカム接触部後方を1:2以上の設計が望ましい。
  • ハーフマウント方式 HOOD OTR 全周連続曲げ(エアーシリンダーなし)

 
 
                                        



             
   

固定ポンチとのスライス(円弧・直線)ラインは自由設計が可能であり、回転と共に離れる設計が可能となりました。
(回転中心からスライス軸心を中に移動)《YBパテント》

スイングダイ方式に使用する全ての部品について規格品を開発し、販売しております。
無断での製作はお控えいただきたく思います。(純正品にはレーザーYBマーク、QRコードあり)

スイングダイ・ハーフマウントカム作動例動画

こちらでは、作動例の動画を公開しています。
自動車のマークをクリックしていただくと動画をご覧いただけます。

■動画@ スイングダイ(スイングカム)代表例動画 ⇒ (自動車のマークをクリックしてください)

確実な回転止めを持つ機構です。回転軸芯は製品から離れても成形が可能です。
このためスイングダイの組み合わせによる工程の短縮が可能となりました。
わが社はこの機構を15年以上改良を重ね最新の機構に開発し、規格化しました。

■動画A スイングダイ方式による固定側後のRスライス方式動画 ⇒ (自動車のマークをクリックしてください)

Rスライスは回転中心と偏心させることで、スライドを無くし合わせを確実にしました。《YBパテント》
Rスライスは製品形状に沿って対応が可能です。

■動画B ドロップ式スイング ⇒ (自動車のマークをクリックしてください)

車両の外板骨格部品で最重要なボデーサイドアウターに用いるカム構造です。
主な使用部分はフロントピラーで厳しい断面構造に用います。

■動画C-1 ハーフマウントカム Rスライス方式 ⇒ (自動車のマークをクリックしてください)

従来の円柱カム方式を改良した動画です。
スライド面はR面による無給油スライドか可能となりました。加工は平面加工です。
固定ポンチとのスライドは不要となりました。《YBパテント》

■動画C-2 ハーフマウントカム エアーシリンダー作動 ⇒ (自動車のマークをクリックしてください)

従来の移動ダイをよりコンパクトに設計製作が可能です。
軸受けは単に金型反転時の落下防止です。

■動画D 親子スイング動画 ⇒ (自動車のマークをクリックしてください)

この方式はカム方向の異なる製品に於いて各所で1工程による加工が可能になりました。

■動画E HOOD OTR スイング1回曲げ動画 ⇒ (自動車のマークをクリックしてください)

この型はカムドライバーを下型本体に固定したものです。各スイングダイにはメカ的な強制セットを設けています。
これにより各スイングダイの軽量化が可能となり、慣性モーメントを小さくしてSPMの向上が可能となりました。




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